小田原ニュース150916

シリコンバレー出張で思い知った「Uber」の威力

シリコンバレー出張で思い知った「Uber」の威力

(前略)

もはや、ウーバーを知らない人はいないだろう。というくらいに、2009年、産声を上げたウーバーは全世界で有名となった。

6年で日本を含む世界58カ国、300以上の都市で展開。その企業価値は上場前にも関わらず400億ドル(約5兆円)を超えるとされる。すでに米ツイッターの時価総額(約230億ドル)を超え、国内の時価総額ランキングに照らせば全上場企業中15位の位置にある計算だ。

といっても、日本人にはあまり馴染みがない。その破壊的とも言えるビジネスモデルが世界各国で軋轢を生んでいる、という話をメディアを通じて見聞きしたことがあっても、実際に利用した人は少ないだろう。

渋谷・小田原間に匹敵する範囲を行き来

そのはず、日本ではウーバーの真骨頂とも言える「Uber(ウーバー)X」というサービスが始まっていない。ウーバーXは、一般の登録ドライバーが自家用車でタクシーよりも安く運んでくれるサービス。米国では簡単な登録をするだけで、誰でもすぐにウーバーのドライバーとなれる(一部の州を除く)のだが、規制が厳しい日本では「白タク」として違法扱いとなる。

そのため、ウーバーは2014年3月に日本進出を果たしているものの、国内では提携するハイヤー会社、タクシー会社のクルマを都内で配車する、というサービスにとどまっている。サービスを享受できるのは港区などの都心部に限られ、提携先のタクシー会社や台数も少なく、欧米のような充実したサービスとは言いがたい。

(後略)

記事の全文は筆者のウーバー体験記となっています。

「渋谷・小田原間に匹敵する範囲」とは、近年のシリコンバレー(の範囲)とされる、サンフランシスコからサンノゼまでの距離(約77km)のことでした。

日本では、サービス開始当初はハイヤー(呼び出し専門のタクシー)のみでしたが、2014年3月からタクシー会社と提携し、サービス拡充を図っています。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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