コワーキングニュース150725

レンタルオフィス(1)初期費用の軽減メリット、付加サービスで市場拡大

レンタルオフィス(1)初期費用の軽減メリット、付加サービスで市場拡大

東京都内を中心にレンタルオフィスが増えている。机、いすなどの事務用家具を備えているうえ、ネットワーク環境も整っており、需要は急増。最近ではさまざまなサービスを付加したレンタルオフィスも人気を集めている。

日本のレンタルオフィスの歴史は、事務用家具を貸す「机貸し」と呼ばれる形態から始まった。その後、外資系企業がオフィスと事務用家具に加え、秘書業務などの人的サービスがセットになったものを提供するレンタルオフィスを導入。現在ではそうしたスタイルが一般的になっている。

当初、日本では外国企業が初めて日本に進出する際に借りる場合が多かった。日本でオフィスを探すとき、入居時の礼金、敷金など日本の不動産の慣習や言葉の問題にぶつかる。IT設備や内装の工事にかかる期間を含め、契約を締結するまでには時間も必要だ。レンタルオフィスであれば、そうしたことに煩わされず、すぐに業務に取りかかれる利点がある。

自前でオフィスを用意するよりも、初期費用を軽減できる点も評価され、ITバブルの崩壊後は、国内企業の利用者も増え、外資系企業を上回るようになった。

現在では、オフィスを貸すだけでなく、提供されるサービスが受け付け業務、秘書、IT設備など多岐にわたり、マーケットの拡大がめざましい。都心の新築や再開発ビルでは、レンタルオフィス専用のスペースを設けるところも出てきている。

レンタルオフィスの歴史と変遷、メリットなどがまとめられています。続く記事も紹介します。

レンタルオフィス(2) 必要なサービスを必要なだけ

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

関連記事

return top