コワーキングニュース150619

シェアハウスでの生活から、多拠点生活への挑戦

シェアハウスでの生活から、多拠点生活への挑戦

マルチハビテーション、すなわち多拠点居住(生活)とは、複数の生活拠点を持つことです。ここでは、定住や移住ではなく、半定住として、都市と地方、国内と海外など、複数拠点で働いて暮らす試みを称しています。

(中略)

マルチハビテーションへの挑戦

新しいシェア・コミュニティのあり方を考えた時、お互いが助け合うためにそこに居止まるのではなく、そこに属するコミュニティがあるからこそ、もっと自由に安心して、多くのコミュニティに属することができます。そして、それを実践するための仕組みやスキルや作法を見出すことが大切なのだと思います。
言い換えれば、依存ではなく自立のためのコミュニティ体験であること。協調、協働のスキルというのは、自己犠牲的でなく、もっと自律的で、それぞれがオープンに自由になるためのスキルともいえます。
そのために必要な信頼や共感を、飲み会やボランティアで獲得するのではなく、それぞれの「らしいスタイル」で無理なく見つけることが、コミュニティの恩恵を受けつつ、自分らしく生きていく学びなのだと思います。

(後略)

筆者の挑戦記、といった体裁ではありますが、「これからの」マルチハビテーションについて、その課題と可能性について広く言及されて(いて、かつ、まとめられて)いる非常に有用な記事です。
「これまでの」マルチハビテーションといえば、別荘やセカンドハウスなど、不動産を複数所有して日々行き来できる生活といったような、まさに「経済的に豊かで、自由な暮らしがしたい人の特権」でした。それとは一線を画す次世代の生き方(が、「これからの」マルチハビテーション)であると思います。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

関連記事

return top