バーチャルオフィスのデメリット (3)

バーチャルオフィス, レンタルオフィス, コワーキングスペース, メリット

× コスト抑制が果たせているか

コスト抑制を目的として選択したバーチャルオフィスの利用が、結果として、オプションサービス料金がかかり過ぎてトータルコストが高額になるケースもあるため、注意が必要。商談スペースは、ここぞというときのみ、電話応対や秘書サービスも、必要な場合に限った利用、といった具合に調整し、事前にシミュレーションしておくことも肝心。
また、バーチャルオフィスによっては、1年契約における中途解約が、残る期間の月額利用料金を全額支払う約束となっている場合もあるとのこと。

× 郵便物や宅配便の受け取りはスムーズか

本人限定受取の郵便物や大きな品物(荷物)が届くといったケースにおける取り決めの確認が必要。自宅など任意の場所へ転送してもらうサービスを利用した際の(受け取りまでに要する)タイムラグが、トラブルなどビジネス上の弱点にならないか、きちんと事前に検討すべき。

× 商談スペースはじめ各種設備も共有している

「利用した分だけ」料金を支払うというシステムは効率的で魅力的だが、他者と希望時間が重複してしまう可能性がある。なるべく早く空き状況などを確認して予約するといった対策が必要となる。

バーチャルオフィスの欠点を、オプションサービスの面からまとめてみました。

バーチャルオフィスの利点を最大限に活用すべく、自身の目的や理想に応じた仮想オフィスを構築することが肝要だと思います。オプションサービスの組み合わせと使い方、要望や事前の取り決めを明らかにしておくことで最大効率化を図るべきです。また、そうしたニーズに応えられる幅の広いサービスメニューを設けていれば、良いバーチャルオフィス(サービス事業者)と言えるのでしょう。

小田原市を中心とする神奈川県西部地域における、レンタルオフィス・バーチャルオフィスの需要に対し、こうした利点と欠点を考慮して、小田原で新設するコワーキングスペースが最適な場所として応えられるよう、準備に取り組んでいます。

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