コワーキングニュース150514

キッチンは、素晴らしいコワーキングスペースになる

キッチンは、素晴らしいコワーキングスペースになる

共有Wi-Fiと、椅子と、ちょっとした食事があればいい。ミラノでは、すでに実践している人がいる。

キッチンでミーティングを開くところを想像してみよう。そのとき、かたやリヴィングルームは会議室に変身しているかもしれない。シェアリング・エコノミーの時代には、オフィスのあり方も考え直される必要がある。

Hofficeは、家を完全なコワーキングスペースにするスウェーデンの組織だ。BlaBlaCarやAirbnbと同じように、ネットで出現しつつある傾向が生んだサーヴィスだ。つまり、信頼関係によって成り立っている。

Hofficeの提案はシンプルだ。家のホストがFacebookでイヴェントを作成し、位置と基本的な情報を提供する。どこに家があるのか、どれくらい作業場所があるか、Wi-Fiなど、どんなサーヴィスが提供されているのかなどだ。そして当然、何時に昼食のサラダを一緒につくるのかも。利用者にはその日の消費を分担するために、自由な寄付が求められる。

ホストはファシリテーターでもあるので、コワーキングスペースに集まった人々がお互いをよく知り合うためのブレイク・セッションも行う。Hofficeは、コーヒーブレイクをどのように1日のなかに組み込めばいいかといったアドヴァイスもしている。

(後略)

コワーキングスペースの在り方について、「Hoffice」の提案(取り組み)を紹介した記事です。

「Hoffice」は、「Home(家)」と「office(オフィス)」を1つにした造語で、家をオープン・オフィスとして無料公開するコミュニティです。創始者は元々大学院で効率的な働き方を研究していましたが、卒業後カフェや自宅で独り働く日々に疑問を感じて、仲間の家で一緒に働くことにしたそうです。その取り組みが、ノマドワーカーの間にクチコミで広がり、自然とネットワークが形成され始めたとされています。
効率的に働くためのルールが存在し、ブレイクタイムにも特色があります。記事中にも例示されていますが、ランチタイムには皆で費用を負担しあい、ブッフェなどを開催するのが一般的のようです。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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