コワーキングニュース151008

社員の皮膚にチップを埋め込み… 企業のウエアラブル導入急増

社員の皮膚にチップを埋め込み… 企業のウエアラブル導入急増

従業員の行動を記録・分析して効率性向上やコスト削減につなげようと、ウエアラブル(装着型)機器の利用を進める企業が急増している。腕に着けるリストバンドやスマートウオッチ、眼鏡型のスマートグラスといった端末が一般的だが、皮膚にマイクロチップを埋め込む方法をとる企業も登場した。データ主導で従業員を管理できるというシナリオは経営者にはとても魅力的だが、従業員のプライバシー侵害や職場環境の悪化といった懸念も浮上している。

■ 健康管理で経費削減

スウェーデン・ストックホルムにあるコワーキングスペース「エピセンター」の幹部であるハンネス・ショブラド氏はこのほど、近距離無線通信(NFC)のマイクロチップを皮膚に埋め込んだ。「感覚的にはワクチンの予防接種のようなものだった。少し手に痛みを感じたがすぐに終わった」と処置を振り返る。このチップでは、オフィスへのキーレス入室やアラーム装置の設定のほか、近くの小売店でのポイント登録やジムの利用も可能になる。

(後略)

記事中にもありますが、ウエアラブル機器といえば、腕に着けるリストバンドやスマートウオッチ、眼鏡型のスマートグラスといったものが一般的です。こうした機器を従業員の管理に用いるならば、(別人による)なりすましや紛失といったリスクが考えられます。皮膚にマイクロチップを埋め込む方法はこれらのリスクを回避できますが、現状では、別種のリスクやデメリットが多々あるように思われます。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

関連記事

return top