コワーキングニュース150406

神戸市政に大学生の声を 地域活性化やSNSの連携提案

神戸市政に大学生の声を 地域活性化やSNSの連携提案

未来の神戸を魅力ある街にするため、大学生が政策を発表する「政策提案コンテスト」の最終公開プレゼンテーションが11日、神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開かれた。予備審査を通過した9大学の15グループ、計65人が臨んだ。

神戸市が大学生の若く柔軟な発想を市政に生かすため、市内在住や在学の学生を対象に初めて企画した。

商業施設の誘致や船の定期便運行によるウオーターフロントの活性化、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による魅力発信、さまざまな業態が職場を共有する「コワーキング」の効果など、ユニークな視点から生まれたアイデアを1チーム13分の持ち時間で披露した。

有識者ら5人が、具体性や発展の可能性などの基準で審査。最優秀賞には甲南大など計3大学の学生でつくる団体が、ヘリウムガスを使い、環境に優しく安全なランタンを空に浮かべる観光イベントを提案して選ばれた。夢のある内容ときめ細かな調査で「今すぐにでも実現可能と思わせる」として評価された。

代表者は「電話代に7万円もかけて調査したかいがあった。これからも公共性の高い提案を考えたい」と喜びを語った。

昨日のビジネスプランコンテストに続き、こちらは学生対象の政策提案コンテストの記事です。

最優秀賞のトロフィーとして大きなフランスパンが贈られたそうです。なぜフランスパンなのかということについて正式なアナウンスなど情報は得られませんでした。おそらく、神戸といえばパン、とりわけ本格的なフランスパンは(神戸市中央区)三宮から広まったと言われていますので、トロフィーに用いられたのではないかと推察されます。

ちなみに、1960年代に来日したフランス人パン職人が、まず三宮で技術指導員として一年間パンを焼き続けた(その後、青山へ移る)ことから、後に起こる「フランスパンブーム」や、いわゆる「青山ベーカリー戦争」の発端は、神戸(三宮)にあり、今にも続くパン文化が根付いているとされています。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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