小田原ニュース150802

昭和の経済の礎を作った男!吉田鋼太郎主演NHK9/19「鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門」取材会関連動画

昭和の経済の礎を作った男!吉田鋼太郎主演NHK9/19「鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門」取材会関連動画

(前略)

高橋是清と小林一三は知名度が高いけれど、松永安左ェ門とは??

主演の吉田鋼太郎も、このドラマのオファーを受けるまで松永を知らなかったという。この人物は、戦後の復興と高度経済成長の礎、電力事業の分割民営化を成し遂げ「電力の鬼」と呼ばれた男。池田勇人(第58、59、60代内閣総理大臣)、吉田茂(第73、74、75、78、79代内閣総理大臣)、白洲次郎らと交流がある人物だったそうだ。今で言うところの「フィクサー」的存在だった松永は、美術コレクタ−、茶人としても造詣が深く「耳庵(じあん)」の号を持ち、近代小田原三茶人の1人とされる(残りの2人は益田鈍翁〈益田孝〉、野崎幻庵〈野崎広太〉)。

(後略)

昭和21年に小田原へ居住してから収集した古美術品を一般公開するために、昭和34年に財団法人を創立して自宅の敷地内に建設した、松永記念館という施設があります。昭和54年に財団が解散し、その敷地と建物が小田原市に寄付されました。

小田原市では、昭和55年10月に小田原市郷土文化館の分館として設置し、特別展や企画展を本館・別館展示室で開催しています。また、昭和61年に移築した野崎廣太(幻庵)の茶室「葉雨庵」や、補修保存工事後に平成13年から公開している安左ヱ門の居宅「老欅荘」など、国登録有形文化財となっている貴重な建物も見学及び利用できます。

また、庭園は平成19年2月「日本の歴史公園100選」に選ばれ、四季を通じ様々な花を観賞できます。

「小田原三茶人」については、また機会があれば別途まとめて取り上げたいと思います。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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