小田原ニュース151013

サクラマス養殖で連携 富山・神奈川両県知事が合意

サクラマス養殖で連携 富山・神奈川両県知事が合意

石井隆一富山県知事と黒岩祐治神奈川県知事の懇談会が31日、富山市舟橋南町の高志(こし)の国(くに)文学館で開かれた。氷見市出身の実業家・浅野総一郎ゆかりの企業「JFEエンジニアリング」が神奈川県箱根町でサクラマス(ヤマメ)の稚魚養殖を検討していることを受け、両県が連携して養殖施設の整備など事業化を後押しするため、勉強会を早急に立ち上げることで合意した。両県知事の懇談は4年ぶり。

石井知事は、箱根の湧き水で養殖した稚魚を氷見市の施設で成魚に育て、ますずしに加工したり、箱根の宿泊施設で提供するアイデアを紹介し、「うまくいけば地方創生の広域連携のモデルになる」と述べた。黒岩知事は「火山でダメージを受けた箱根の新産業になる可能性がある。すぐにでも具体的に検討したい」と応じた。

(後略)

サクラマスは、桜の咲く時期にまとまって獲れることから、そう名付けられたと言われています。小田原の漁港でも、毎年その時期に数尾ですが、獲れます。

小田原市には、第1種漁港が3港、第3種漁港が1港あり、神奈川県では3番目に漁港が多い都市です。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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