小田原ニュース141018

二宮尊徳, 小田原, 金次郎, 金治郎, コワーキング

郷土の偉人・二宮尊徳を学ぶ「尊徳祭」

小田原市尊徳記念館・二宮尊徳生家で10月18日より「第57回尊徳祭」が開催される。

今も多くの人々に慕われる郷土の偉人・二宮尊徳が残した考え方を学ぶとともに、生家のある小田原・栢山の地の素晴らしさを体感する同祭。命日である10月20日にちなんで開催される。

今回は二宮尊徳7代目子孫の中桐万里子さんを講師に迎えて「尊徳祭講演会」を開催。中桐さんは、現在京都で「親子をつなぐ学びのスペースリレイト」の代表を務めていることから、「わたしらしさ、この子らしさ~二宮金次郎の実践を手がかりに~」と題して講演。子育での「ほんとうの個性」を育む秘訣を聞くことができる。

度重なる逆境を自らの努力で切り拓き、やがて飢饉などで疲弊した全国の多くの農村の救済に惜しみなく働いた江戸時代の農政家・思想家としての偉業を理解するプログラムを用意する。

本日より開催されるイベントです。紹介されている講演だけでなく、コンサートや映画鑑賞会など、盛りだくさんの充実した内容となっているそうです。

二宮尊徳は小田原にとって郷土の偉人です。内村鑑三が『代表的日本人』に取り上げた5人のうちの1人でもあります。
通称として一般に「二宮金次郎」という表記が多く見受けられますが、正しくは「二宮金治郎」であるそうです。
百姓から武家奉公人となった農政家としての功績ばかりでなく、思想家として経済と道徳の融和を説いた「報徳思想」も、後世の多くの人に影響を与えています。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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