小田原ニュース150226

小田急電鉄の車両・列車

小田急電鉄の車両・列車

1 ロマンスカーVSE(50000形)、箱根をめざす

小田急ロマンスカーのフラッグシップといえるロマンスカーVSE(50000形)。2005年にデビューした同車両は、おもに特急「スーパーはこね」「はこね」に使用され、小田原駅から箱根登山鉄道線に乗り入れ、箱根湯本駅をめざす。

VSEの「V」はドーム型の天井を意味する「Vault」の略。その名の通り、VSEの車内は高いドーム型の天井で居住性の高い空間に。小田急ロマンスカー伝統の展望席も設けられ、センターピラー(窓枠)のないフロントガラスで迫力の風景を楽しめる。他にプライベート性の高い準個室「サルーン」も用意されている。

小田急電鉄の車両・列車についてのコラムです。「2 『アレグラ号』箱根登山鉄道の新型車両3000形」、「3 箱根登山鉄道箱根湯本行、赤い小田急1000形」と続きます。

ちなみに、かつて箱根登山鉄道小田原-箱根湯本間は、箱根登山鉄道の車両(軌間1,435mm)と小田急電鉄の車両(軌間1,067mm)が「三線軌条」にて運用されていました。
「三線軌条」とは、鉄道において軌間の異なる車両を運転するために、通常1対2本の軌条(レール)で敷設される線路について、片側のレールを共通として残り2本のレールをそれぞれの軌間に応じて敷設したもののことです。「三線軌道」あるいは「2階建て軌道」とも呼ばれ、英語では「Dual gauge(デュアルゲージ)」となります。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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