小田原ニュース150817

「箱根見守り隊」結成 交通規制や灰除去

「箱根見守り隊」結成 交通規制や灰除去

噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられている箱根山・大涌谷周辺(神奈川県箱根町)で水蒸気噴火が起きた際、県の委託を受けて避難指示区域外で交通規制や火山灰の除去作業に当たる「箱根見守り隊」が3日、結成された。

住民や観光客の安全を確保するのが目的で、箱根町や同県小田原市などの建設業者48社が加盟する湘南建設業協会に委託。市内の県小田原土木センターで開かれた結成式で、活動時に着用する反射材付きのジャケットが同協会の川久保暉勇会長に手渡された。

会長は、150~200人が出動できる態勢にあるとした上で「協会が一体となって取り組んでいきたい」と話した。

依然として警戒レベルが下がることなく、有事の対策が色々と講じられています。

一大観光地である箱根における今夏の観光(観光業者)は大打撃を受けています。付随して卸し売り先など取り引き先となっている小田原の事業者も一様に頭を抱えています。

地元の“声”として「安全安心の保証を誰一人としてできないことが苦しくあるが、規制区域外は普段通りの『箱根』であり、これまでと変わらず旅行を楽しんでもらえるはず」といったことを多く耳にします。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

関連記事

return top