コワーキングニュース151005

年内にも心停止者の救命1号が出る―「コエイド」はハッカソンから生まれた救命サービス

年内にも心停止者の救命1号が出る―「コエイド」はハッカソンから生まれた救命サービス

読者のうち、駅なんかに置いてあるAEDの使い方が分かる人はどのくらいいるだろうか? あの心臓停止時の急病人に電気ショックを与えて蘇生するやつだ。ドラマでは見たことがある。映画でも見た。でも、本当のところ先進国のどこであっても、あれはほとんど役立っていない。

日本国内だけで心停止で年間約7万人が亡くなっている。1日200人だ。救急車が到着するまでの平均8.5分の間に手遅れになる。そもそも心停止と判断するのが難しいうえに、救急車を呼ぶ一般の人の多くはAEDの知識がない。そのうえAEDがどこにあるかすら分からない。

この問題に正面から切り込んで突破しようとしているのが、まだ東京で走りだしたばかりのスタートアップ企業の「Coaido」(コエイド)だ。

コエイドは、心停止に陥った患者の近くにいる消防士や医療関係者などにスマホアプリで通知して、救急車が到着するまでに心肺蘇生を試みるという枠組みを作った。心停止患者が発生して周囲の誰かが119番通報をしたとき、消防指令センターとの対話の中で心停止が疑われる場合にのみ、コエイドのシステムが稼働する。消防指令センターから「駆け付け要請」を受け取るのは、心肺蘇生の訓練を受けている消防士や医療関係者だ。最寄りのAEDを搬送する人と、蘇生に駆け付ける人が、それぞれスマホの地図上で患者とAEDの位置を確認できる。

(後略)

自治体への導入戦略や法整備の必要性、インフラコストについてなど、どれも有用で勉強になりました。

また、記事の後半では様々なスタートアップが紹介されており、こちらも参考になりました。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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