和歌山市の商店街・ぶらくり丁近くに9月10日、シェアキッチンがオープンした。
同じビルでコワーキングスペースを手掛ける企業とウェブデザイン会社の共同運営。
会員制の共同キッチンを展開し、「シェアオーナー」という会員になると、キッチンに食材を持ち込み調理したり食べたりすることができる。食材以外にも弁当や飲み物の持ち込みも可能。
オープン初日は和歌山のいろいろなスポットを取材しツイッターで紹介している10代から20代前半の学生が中心の団体が「和歌山もったいナイト」を企画。自宅に余っている食材を持ち寄り、作った料理をトルティーヤで巻いて食べた。
イベント主催者の大学生は「東京で『もったいナイト』に参加して和歌山でもやりたいと思った。キッチンが使えて街からもよく見える場所なのでここに決めました」と話す。「今後もこのイベントを開催していきたい」とも。
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従来のキッチンスタジオやキッチン付きレンタルスペース(シェアスペース)が「シェアキッチン」として稼働しているケースも散見されるようになりました。
あるシェアキッチンが募集する入居者(参加者)像を以下に紹介します。
・普段は会社員をしながら、週末など空いた時間でお店をひらきたい人
・平日昼間の時間を使って趣味を活かした稼ぎをつくりたい人
・いつかはお店を開業したいと考えていて、そのための知識や経験がほしい人
・地元商店街のお祭りに出店するなど、地域との関わりを持ちたい人
・小売りや飲食業など直接お客様と触れる仕事を経験してみたい人
・これまでの仕事で培ったスキルを活かした商売をはじめたい人
これは、食をテーマに集うコワーキングスペースと言えるのではないでしょうか。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。