コワーキングニュース140909

異業種交流へ共有スペース 公設は全国初

異業種交流へ共有スペース 公設は全国初

日南市は異業種の人が気軽に立ち寄り、同じ空間でそれぞれの仕事をこなす貸し事務所「コワーキングスペース」を、国の登録有形文化財「油津赤レンガ館」に開設する。通信設備や事務机をそろえ、11月オープンを目指す。市によると、公設の施設整備は全国初という。

赤レンガ館は1922年に材木商が倉庫として建築。97年には売却話が持ち上がり、市民有志が買収して市に寄贈した。現在は近代建築遺産として一般開放され、1階で物産品を販売し、2階はコンサートや美術品の展示会場に使用されている。

計画によると、2階部分を利用し、インターネット環境を整備。椅子や事務机を置くが、あえて仕切りは設けない。合宿や研修にも使える。

国の文化財として登録されている建築遺産がコワーキングスペースとしてリニューアルオープンするそうです。

公設は全国初とのことで、意外に思われました。公設民営(民間受託)や上下分離方式など多々ありますので、純然たる公設の施設整備は、実際に全国初なのかもしれません。

地元の方々にとって馴染み深く趣きのある建物がコワーキング機能を有するとは素晴らしいことですね。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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