小田原ニュース151106

天守閣も復活! 「歴女」と外国人が盛り上げる「城ブーム」がやってきた

天守閣も復活! 「歴女」と外国人が盛り上げる「城ブーム」がやってきた

全国的に城ブームが盛り上がっている。2015年は江戸幕府を開いた徳川家康の四百回忌にあたり、日本の歴史と関係する城が改めて見直されていることが背景にある。姫路城(兵庫県姫路市)が3月に「平成の大修理」を完了するなど、話題性が豊富なうえ、急増する「歴女」と外国人観光客が城ブームを後押ししている。

(中略)

数年前から続く「歴女」ブームも城人気を押し上げている。歴史ファンといえば「中高年男性」が中心だった時代は過ぎ、最近では若い女性が、歴史的な人物などに興味を持ち、城をはじめとした歴史上の地を訪れるケースが増えている。刀剣を扱ったオンラインゲームをきっかけに、日本刀に関心をもつ「刀剣女子」も増加、名刀を展示する博物館や美術館が女性ファンでにぎわったことも今春、話題になった。

さらに、城ブームを盛り上げているのが外国人観光客だ。「サムライ」や「ニンジャ」の雰囲気を生で味わいたいためと見られ、熊本城をはじめ、全国各地の城は中国人や韓国人、欧米人でにぎわっている。姫路城などでは看板を外国語表記にするなど、外国人対応の取り組みも急ピッチで進んでいる。

こうしたブームに乗り、全国の城下町では、城の天守閣を復元しようという動きも始まっている。名古屋市が名古屋城、神奈川県小田原市が小田原城の復元を目指しており、江戸城の天守閣再建に取り組むNPOの活動も本格化している。日本中でお城の建設ラッシュが起きるかもしれない。

記事中に「神奈川県小田原市が小田原城の復元を目指しており」との言及がありました。
現在工事中ですが、耐震改修工事及び展示リニューアルによるものです。小田原城天守閣は来年4月下旬まで休館となります。「小田原城の復元」については、天守の木造復元を目指すNPO法人の活動が顕著です。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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