国際博覧会(万博)開催中のイタリア北部ミラノのレストランで9日、兵庫県の食材を使ったイタリア料理を振る舞う催しが開かれ、地元ジャーナリストらが神戸牛や灘の酒を堪能した。
日本人のイタリア料理シェフ3人が、神戸牛のもも肉や兵庫県産の大豆などを用いたさまざまな料理を提供。イタリアのグルメ雑誌のジャーナリスト女性、クリスティーナ・ビッジェさんは「イタリアと日本のハーモニーが完璧だ」と、興奮した様子だった。
桜正宗(神戸市東灘区)や香住鶴(兵庫県香美町)、末広酒造(福島県会津若松市)、天寿酒造(秋田県由利本荘市)、山本本家(京都市伏見区)の五つの蔵元の酒が振る舞われた。兵庫県の食材以外にも神奈川県小田原市の老舗「鈴広かまぼこ」のかまぼこも使われた。
シェフの1人、イタリア料理店「アルポルト」(東京)の片岡護さんは「イタリア料理に関わっているコックとして日頃イタリアにお世話になっているので、恩返しになればいい」と話した。
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小田原のかまぼこも振る舞われたとのことで、非常に光栄に感じました。
ミラノ国際博覧会は来月いっぱいまで開催されます。ミラノでの開催は、1906年以来109年ぶりとなるのだそうです。
小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。