コワーキングニュース151204

生産性は大事だけど「思いがけない出会い」も大切じゃない?

生産性は大事だけど「思いがけない出会い」も大切じゃない?

(前略)

仕事や遊びにセレンディピティを呼びこむ

これまでの人生を振り返ると、現在の私を形作ったのは直観的な決断や、偶然の出会いといったものだったような気がします。
私は、意識的にセレンディピティを呼びこむ時間を作っています。ポーランドをヒッチハイクでまわったり、大西洋をヨットで横断したりするのはそのためです。
2013年に仕事を辞め、ほぼ無計画で1年間の旅に出ました。私は意識的に何にでもイエスと言ってやってみるように努力しました。その結果、アマゾンの密林でピラニア釣りをするなど、貴重な体験ができました。素晴らしい体験でした。
多くの学びがありました。セレンディピティは、コンフォートゾーンの外にあるものを受け入れたり、コントロールできると思えないものにチェレンジしたりするチャンスをくれました。
そして今、安定したルーチンに戻り、旅の間に感じていたある種の「分析麻痺」(セレンディピティの副作用のひとつで、意思決定ができなくなる状態)から開放されてハッピーな気分でいます。
リモートワーカーにとって、仕事のセレンディピティのほとんどがオンライン上で起こります。それはやはり実際に会うのとは異なる体験です。
同僚と実際に会う機会があまりない状況では、コワーキングスペースを活用したり、イベントやカンファレンスに参加して、他者とのつながりを保ち、刺激を受けることが私にとって重要であることがわかっています。

(後略)

記事の冒頭で触れられていますが、「セレンディピティ」とは、「思いがけないものと出会い/思いがけないものに出会う能力」のことであり、おおよそ「ふとした偶然・幸運」といった意味で解釈されます。

リモートワーカー(テレワーカー)にとって、コワーキングスペースの活用が、セレンディピティを呼びこむ確率や可能性を高めると指摘されています。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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