コワーキングニュース140917

一緒の仕事場 異業種交流

一緒の仕事場 異業種交流

様々な業種の人が仕事場を共用するコワーキングスペースが28日、高槻市芥川町のビルにオープンする。フリーランスや起業家、学生らがオープンスペースで仕事や勉強をしながら、新たなビジネスを培う場として役立ててもらうのが狙い。郊外の立地を生かし、地域活性化のアイデアを生み出す拠点としても活用する。

JR高槻駅北側のビル3階で、インターネット環境やプリンターを整備。会議に使える壁一面のホワイトボード、持ち寄った本を並べる本棚も置いた。街づくりの話をしやすいようにと、共用のテーブルは高槻市の形だ。

企画したのは、起業支援会社の経営者。2009年、飲食店経営を学ぶためアメリカを訪問中、カフェと勘違いして同様のスペースに入り興味を持ったのがきっかけだった。

帰国後、国会議員の秘書をしていた際、「将来への夢がない」「安定した仕事に就きたい」との切実な若者の声も聞いた。個人事業主らの情報交換だけでなく、働く人と学生らの交流ができる場を作ろうと、高校の同級生であるグラフィックデザイナーらに声をかけ、準備を進めてきた。

経営者の講演や会員同士の交流会などを計画しており、会員数約200人を目指す。ビル1階にはカフェスペースを用意し、11月にオープンする予定。

フリーランスで働くプログラマーやインテリアコーディネーター、翻訳者らから問い合わせがあるという。

郊外型コワーキングスペースのモデルケースを目指す、とのことです。

高槻市は、大阪市と京都市のちょうど中間に位置することから、郊外と表現されているようですが、35万を超える人口を有する中核市です。ニュースに登場する高槻駅の1日の平均乗車人員は約6万4千人だそうです。

ちなみに小田原市は、人口20万弱の特例市です。ターミナル駅として鉄道5社が乗り入れる小田原駅の1日の平均乗車人員は約9万6千人です。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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