コワーキングニュース150720

急速に燃え上がるタイのMakerムーブメント ~深圳で火がついたムーブメントが今、アジアに飛び火している

急速に燃え上がるタイのMakerムーブメント ~深圳で火がついたムーブメントが今、アジアに飛び火している

(前略)

■ 古都チェンマイにタイ中のMakerが集まる

2015年の3月、Changmai Maker Partyというイベントが開かれました。日本人にも人気の高い、タイ北部の古都チェンマイで行われたMakerイベントです。僕の所属するSingapore Makersにも、チェンマイ工科大学から招待が届き、シンガポールのMakerたちと一緒にチェンマイに向かうことになりました。

チェンマイに集まったMakerは30ブースほどと、2日間フルのプレゼンテーション、そしてロボットコンテスト。

出展物も3Dプリンティング、ロボット、電子回路、ソフトウェアと多彩です。日本のイベントに比べるともちろん小規模ですが、非常に洗練されて、よくオーガナイズされたイベントでした。

タイはデザインとイラストレーションに強みのある国です。タイのモダンアートミュージアム(MOMA Bangkok)に訪れると、パワーと精細さを兼ね備えたアートに圧倒されます。チェンマイメイカーパーティーも、ポスターや来場者カードのそれぞれまできっちりとデザインされていました。

会場になったChiangmai Makerclubも、4階建てのビル一棟をまるまる、集会場、作業場、コワーキングスペースにあてている大規模なMakerスペースです。欧米人のノマド利用者の多いチェンマイとはいえ、独立でこのスペースが確保できているのはすばらしい。

(後略)

タイのコワーキング・スタートアップについては何度も取り上げていますが、また興味深い情報(記事)がありました。記事全文へアクセスせずとも有用であろうと思いました。

「ハッカースペース(ハックスペース)」は、「ハックラボ」や「メーカースペース」とも呼ばれる「コミュニティワークスペース」のことです。こちらはまた改めて取り上げたいと思います。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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