コワーキングニュース150716

仕事場共有は大学で 酒田市9月正式開設

仕事場共有は大学で 酒田市9月正式開設

起業家や個人事業者らが共有の仕事場として使う「コワーキングスペース(CS)」が1日、山形県庄内地域で初めて酒田市の東北公益文科大に開設された。使い方について利用者の意見を募り、改装を経て9月に正式オープンする。

大学の建物を保有する酒田市が、公益ホール2階に60平方メートルのスペースを設け、椅子や机、無線LAN、コピー機などを設置した。管理運営を大学に任せ、自由度の高い活用を期待する。総事業費は地方創生交付金を含めて2140万円。

勤め人やプログラマー、デザイナーら、さまざまな職種が集うことで、互いに刺激し合い、新たな事業、産業を創造する場を目指す。8月末まではプレオープン期間として利用無料。

CSは米国発祥のスタイルで「Co(共に)」「Working(働く)」場所の意味。国内のCS運営団体などでつくるコワーキング協同組合(神戸市)によると、全国に約300カ所あるという。

担当する公益大の平尾清教授は「大学の図書館を利用できるなど、産学官の連携で珍しい形のCSとなる。多くの人が集い、クリエーティブな発想が生まれる拠点にしてほしい」と話している。

市と大学、IT企業が連携し、将来にわたって多くの若者、起業家&企業家から“選ばれる酒田“の拠点となる場作りを目指すそうです。
狙いは、社会人が仕事をしている隣で、学生が勉強していたり、異業種の人とコミュニケーションが取れる交流スペースとして活用したりするなど、業種や世代の垣根を超えて刺激し合い、新たな事業や地域サービスの開発拠点となることが期待でき、首都圏からのUIJターン候補地として地域の競争力を高めるとともに、学生の意欲向上とキャリア教育を促進すること、とのことです。

産学官連携がまさに三者によるコワーキングです。グランドオープンとその後の展開も注目したいと思います。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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