コワーキングニュース150615

【新連載】現役東大女子が現地取材! アジアのスタートアップ最前線(タイ編)

【新連載】現役東大女子が現地取材! アジアのスタートアップ最前線(タイ編)

(前略)

さて、私が最初に訪れた場所はタイのバンコク。バンコクで待っていたのは、想像以上に温かく、オープンで、密なコミュニティでした。現地で起業されている日本人とタイ人のコミュニティに別々に連絡をして会っていただいたのですが、実際にお会いするとコミュニティのほとんどの人がお互いをよく知り、親しくしていることが分かりました。その背景には、タイのスタートアップ・コミュニティが形成されてきた経緯があります。

固い絆で結ばれるスタートアップのリーダーたち

1997年のアジア通貨危機をきっかけに国が起業家教育に力を入れ始めたにも関わらず、2000年代後半は政治的不安定に、2011年は大洪水に見舞われたタイではスタートアップが育つ土壌がなかなか整いませんでした。2012年にやっとポツポツとコミュニティが生まれてきたのです。日本では1990年代から2001年のドットコムバブルにかけてソフトバンク、楽天、サイバーエージェント、ライブドアなどが興隆して一度ITベンチャーが流行っているので、タイのコミュニティは十数年遅れて発足したと言えます。

(後略)

マレーシア、シンガポール、ジャカルタと連載は続きます。今、アジアのスタートアップが非常に熱を帯びているようです。タイの話題を3回続けて取り上げましたが、今回をもって一区切りとして、また機会があれば紹介したいと思います。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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