コワーキングニュース150423

京都で築100年超える2つの古民家を会場に現代美術展

京都で築100年超える2つの古民家を会場に現代美術展

戦後の女子教育の場として使われた築100年を超える「虚白院」(京都市上京区)と、京都の町家の遊狐草舎(ゆうこそうしゃ・北区)で、現代美術の展覧会が現在開催されている。

(中略)

虚白院は現在、起業家の世界的なネットワークの京都拠点としてコワーキングスペースとしても使われ、能舞台や茶室などが設けられている。あえてホワイトキューブを避けて同所で展示を行うのは、日本の伝統的な文化風土に基づきつつ、それを活性化する新しいコンテンポラリー・アートの在り方を模索する意味を込めているという。

同施設では、池坊次期家元の池坊由紀さんが、絵と連動した花材や、絵を枝葉が隠さないように構成する生け花作品を展示。能舞台に描かれた「鏡松」と、本物の松や枯れた木に、白いツバキの花を生けた。

(後略)

古民家や空き店舗のリノベーションとは一味違った施設・運営になっていると言えそうです。

また、「ホワイトキューブ」という言葉に馴染みのない方も多いと思います。ホワイトキューブとは、直訳すると「白い立方体」で、1929年に開館したニューヨーク近代美術館(MoMA)が導入し、展示空間の代名詞として用いられています。その汎用性から、現在に至るまで美術館空間としての絶対的な地位を確保しています。展示物を最も際立たせる空間であると考えられるからでしょうか。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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