コワーキングニュース141107

田原町にコワーキングスペース-会社員オーナーが「半分は自分のため」開業

田原町にコワーキングスペース-会社員オーナーが「半分は自分のため」開業

東京メトロ銀座線田原町駅近くに、コワーキングスペースがオープンして2カ月がたった。

同店は、ワイファイ完備のワーキングスペースと休憩スペースのみの小さなコワーキングスペース。大きな音が出なければ、ものづくり系の作業でも利用が可能で、読書や絵を描くための利用、ワークショップや勉強会などのスペース貸しにも対応する。休憩スペースには飲食の持ち込みも可能で、「クラウドファンディングで資金を集め手に入れた」というマッサージチェアが利用できる。

オーナーは、会社勤めをしながら空いた時間に個人事業主としてアプリ開発をしている。これまでカフェなどにノートパソコンを持ち込んで作業をしていたが、「周りの雑音で集中できない」「周りの目が気になる」という不満を抱えていた。「だったら自分で集中できるスペースを」と一念発起し、同店をオープン。「半分は自分のため、半分は同じ悩みを持つ人のため」と、静かで集中できるスペースを作ったという。

今後について「将来的には平日の昼間も営業できるようにしたい。いろいろなクリエーターが集まり刺激を受け合いながら、何か発信できるようなスペースにできれば」と話す。「浅草付近はコワーキングスペースが少ないエリアで、ものづくり系クリエーターが多いが、今後はIT系のクリエーターも増えると信じて突き進む」とも。

オーナーが会社員で「半分は自分のため」にオープンされた、ということだけでなく、カフェなどでは集中できないといった各種不満を抱えていた、という点も興味深く感じました。
「カフェでしか仕事できない」という方もいるようですが、一般的なノマド(ノマドワーカー)の不満として、よく耳にするのが、「集中できない(一定の区切りまで集中しきれない)」といった不満です。
あるときはカフェで、あるときはコワーキングスペースで、といった働き方(使い分け)が有効な回答(対策)になると思います。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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