小田原ニュース141124

冷凍みかん味の“新幹線キットカット”が限定発売

冷凍みかん味の“新幹線キットカット”が限定発売

ネスレ日本と東海キヨスクがタッグを組み、11月14日から発売している「キットカット ミニ 冷凍みかん味」(12枚入り、税抜1000円)が話題を呼んでいる。

1955年に小田原駅のキヨスクで発売された冷凍ミカンは、学校給食の定番メニューとしても知られている。今回はその冷凍ミカンをキットカットのフレーバーとして初採用。ミルクチョコレートにミカンの香料を効かせた、甘酸っぱいキットカットが楽しめる。冷凍ミカンのように冷凍庫で冷やしてから食べるのもおすすめだ。

また、3年ぶりに新幹線形のパッケージが復活しており、それも話題に。東海道新幹線50周年に合わせ、現在も活躍しているN700系と、“新幹線の医者”と言われるドクターイエロー、初代新幹線で丸い顔がチャームポイントの0系で構成されている。N700系の中からドクターイエローが、その中から0系をモチーフにしたパッケージが登場する、マトリョーシカのようなユニークな作り!さらに0系の中から、歴代の新幹線がプリントされた個包装がお目見え。

同商品は、東京・新大阪間の東海キヨスクのギフト店舗、コンビニエンスストア、売店などで販売中!

冷凍みかんは、みかんを通年販売できる商品にしようという考えから発案され、大洋漁業(現・マルハ)と鉄道弘済会の共同開発で製造されたそうです。鉄道弘済会は、国鉄時代にキヨスクを直営していた団体です。
収穫したみかんをそのまま夏まで冷凍することにし、1955年(昭和30年)から小田原駅のキヨスクで販売するようになったのが始まりとされています。

小田原は温暖な気候で柑橘類の栽培が盛んです。特に小田原市片浦地区は、かつて「西の大長、東の片浦」と呼ばれたほどの産地です。大長とは、高級ブランドとなっている「大長みかん」のことで、大崎下島、豊島(以上広島県呉市)、大崎上島(同大崎上島町)、岡村島(愛媛県今治市)を中心に栽培されています。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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