コワーキングスペースを貸すNYのスタートアップが急成長、企業価値は50億ドルにも
起業家向けのコワーキングスペースを運営する「WeWork」が巨額の資金調達に成功、その企業価値は50億ドルに達した。同社のビジネスを紹介する動画も紹介。
起業家たちにコワーキングのための「貸しオフィス」を時間制で提供しているニューヨークのスタートアップWeWork社が、3億5,500万ドルの資金調達に成功した。
『The Wall Street Journal』(WSJ)紙によると、今回の資金調達で、WeWork社の企業価値は実に50億ドルに達した。
この金額は、オフィス賃貸会社としては法外な「値段」に見える。しかし、不動産業とテクノロジーを結びつけたWeWork社のビジネスモデルは、近年投資家たちの心をつかんできた「シェアリング・エコノミー(共有型経済)」のトレンドに乗っている。
Uber社やAirbnb社のような企業が大成功したことも影響しているのは明白だ。両社は、既存の業態(車による送迎や、空室の賃貸)にハイテクの手法を注ぎ込み、その結果、投資家からの評価は、その業界における既存の諸企業(Uber社の場合はタクシーやリムジン・サーヴィス、Airbnb社の場合はホテルなど)をはるかに超えるものになった。
(後略)
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WeWork社が手掛けるオフィスは現在3ヶ国(米国、英国、イスラエル)にあります。記事中では、そのビジネスモデルを「不動産業とテクノロジーを結びつけた(もの)」と紹介し、ビジネス(スタートアップ)に特化したSNSを立ち上げたことにも言及しています。記事中にある動画では実際のオフィスの様子が見られます。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。