コワーキングニュース150218

イスラエルの技術取り込め 日本に協業のチャンス

イスラエルの技術取り込め 日本に協業のチャンス

昨今、ビジネスにおける日本とイスラエルの距離が急速に近づき始めている。安倍晋三首相が今月(1月)中旬のイスラエル訪問を予定しており、昨年5月にはイスラエルのネタニヤフ首相が日本を訪問している。イスラエルの最先端技術を模索し、交流を求め始めたのだろう。

もともと、日本人は自前主義で、多様性を受け入れるのが苦手とされる。江戸時代に鎖国を経験しているように、性質の異なる者が身近に存在することに対して、島国国家的な閉鎖性と抵抗感を持っている。

イスラエルでは、ビジネス面での諸外国との交流への抵抗感が少ない。欧米やアジアなどからのヒト・モノ・カネをすんなり受け入れる企業がほとんどだ。生活面においても、国際結婚はごくごく普通のことだ。それゆえに、世界とつながりやすく、グローバルを目指すスタートアップが大半を占める。

イスラエルの人口は800万人しかおらず、東京の人口1300万人と比べても少ない。国内市場だけでビジネスが成立しづらい事情がある。そのため、イスラエルのスタートアップは、最初から自分たちの技術を世界に展開することを意識している。

そうした海外志向のイスラエルのスタートアップは、独自の技術を持つことが多い。実際に、グローバルに展開する海外のテクノロジー企業は、イスラエルで生まれた最先端技術を取り込み、主軸となる事業をブラッシュアップする企業が多く存在している。

(後略)

イスラエルのスタートアップが盛んという話題は何度も取り上げましたが、昨今の日本との距離・差異について言及された記事です。日本の潜在能力がイスラエルとの協働で開花して全世界に波及・展開したら非常に素晴らしいですね。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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