横須賀の高校生・大学生らが地域の課題について政策提案を行う「横須賀学生政策コンペ」が12月7日、横須賀市小川町のコワーキングスペースで開催された。横須賀出身の大学生らがつくる団体が主催。
当日は横須賀・三浦半島在住の高校生・大学生・大学院生ら25人が参加。2~6人のチームを作り、若者の人口流出など横須賀の現状や課題を出し合い、自らが考える「理想の街」「こうあってほしい街」についてブレインストーミング。テーマは自由で、「学生らしい提案」を生み出すことが狙い。グループ毎に意見をまとめ、第1回目のプレゼンも行った。
県立横須賀高校2年・3年の女子生徒7人も参加。模造紙にアイデアを書き込んだポストイットを数十枚も貼り、議論を重ねた結果、「魅力のあるまちYOKOSUKA」をキーワードに、外国人が多い横須賀らしさをPRするネイビーファッションを提案。大学生グループからは国際交流やイベントなどを促進する「活気のあるまち」「交流が盛んなまち」などのプレゼンも。今後、回を重ねてブラッシュアップを行い、パワーポイントを使った発表会を行う予定。
主催団体の代表は「学生自身が横須賀の街の現状について認識を深め、自分たちの力で対策を考えていこうという企画」といい、「政治に無関心にならなず積極的に発言していきたい」と話す。
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最終発表会が1ヶ月後に開催されます。先日行われた2回目の中間発表会以降は審査員を招いて選考会を行い、最優秀グループは「市長室でプレゼンする権利」を獲得できるとのことです。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。