コワーキングニュース141218

世界のコワーキングスペース:ベトナム・ホーチミン「Work Saigon」

世界のコワーキングスペース:ベトナム・ホーチミン「Work Saigon」

今回は、ベトナムのホーチミンに居心地のいいコワーキングスペースを紹介します。名前は「Work Saigon」といいます。

値段ですが、ここは月単位でデスクを借りるレジデンス契約が基本で、ひと月200万ドン〜(日本円で約1万円)です。1日のドロップインは、併設のカフェスペースを利用可能。ふつうにカフェとして利用すれば、とくに使用料はいらないそうです。
場所は、繁華街からタクシーで10分くらいの、日本領事館などもある、都心に近い住宅街「3区」にあります。ホテル街からも近く便利な場所にあります。

ネット環境もまったく問題なしで、筆者が計測したところでは、ダウンロードが25MB/s、アップロードで28MB/sのスピードが出ていました。2Fのレジデンスエリアはいくつかの大きな部屋に別れていて、メンバーはかなり広々と使える感じ。1Fのカフェスペースも20席くらいあって、庭には小さなプールもついています。
オーナーのトゥワンさんのお話では、カフェ利用者と合わせて、毎日出入りするのは40人くらいだそうです。筆者が訪ねた日は、ベトナム人を中心に、現地在住の欧米人なども見かけました。

日本人には会いませんでしたが、日本語が少し話せるアメリカ人がいるというので、オーナーに紹介してもらい、少しおしゃべりしました。
トーマスさんは、ベトナムに住んで3年、自身のデザイン会社を経営しています。この日は、4歳になる息子さんと一緒に来ていました。このあたりからも、Work Saigonのオープンな雰囲気がご察しいただけるかと思います。トーマスさんも、普通のカフェで仕事するより快適だし、面白い人たちと知り合えるからここに来る、と話していました。

Work Saigonでは、プログラムやデザインなど、さまざまなクラスやワークショップを常時開いていて、ちょっとした教育センターにもなっているとのことです。
内装などは非常にシンプルで、少しイスが堅いなど問題あるものの、不思議と居心地がよく、つい何時間も過ごしてしまいます。スタッフもみんなフレンドリーで気持よく、結局筆者は、滞在期間中、ほぼ毎日通うことになりました。

(後略)

こちらはケータリング事業も行っていることから、軽食がおいしく、コーヒーも絶品だそうです。

ちなみに、ホーチミン(ホーチミン市)はベトナム最大の経済都市で、東南アジア有数の世界都市でもあります。人口は約740万人です。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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