コワーキングニュース141129

女性限定、共有の仕事場人気 札幌「リラコワ」、子連れでも気軽に

女性限定、共有の仕事場人気 札幌「リラコワ」、子連れでも気軽に

札幌市男女共同参画センター(札幌市北区北8西3、札幌エルプラザ内)にある女性限定の共有の仕事場「コワーキングスペース・リラコワ」が人気だ。昨年の試験実施を経て、今年7月に本格的に開設された。1カ月当たりの延べ利用者数は10月には1.7倍に増加。無料の託児サービスもあり、子連れの母親たちがビジネスの情報交換やスキルアップを図る場として活用されている。

10月下旬の昼すぎ。センター4階にあるリラコワは、子連れの女性たちでにぎわっていた。約100平方メートルのスペース内は打ち合わせコーナーや作業室、セミナー室に分かれており、セミナー室は利用者たちがアロママッサージやアクセサリーの販売を行っていた。

多くは自宅で子育てしながら仕事をしている女性たち。3歳の息子といつも利用する中央区のイベントプランナーは「仕事の幅を広げたいと思い、よく利用している。みんな子連れなのでお互いに気を使わなくて済むし、いろんな人から情報を入手でき刺激になっている」と話す。

リラコワは「リラックスできるコワーキングスペース」の意味。センターの女性利用者から、子連れでビジネスの話をしたり、集中して仕事ができる場がほしいという要望を受けて、昨年11月に北海道経済産業局が1カ月間限定で開設。登録すれば、無料で何度も利用でき、事務作業をしたり、自分たちで勉強会やセミナー、イベントを開催できる。週に2回、無料の託児も実施した。

継続を求める声が多かったことから、今年7月から同センターが主体となって事業を継続。開所は火曜から土曜の午前10時~午後4時半で、毎週水、金曜の午前10時~正午は託児も実施する。利用者がビジネスの相談などを行う「コンシェルジュ」も配置している。

「1カ月当たりの延べ利用者数は10月には1.7倍に増加」とありますが、具体的には「7月は登録者は71人、利用者は延べ77人だったが、10月末には登録者は195人、1カ月の利用者は延べ132人に増えた」ということのようです。
利用者の増加はニーズ(があること)の確たる証拠です。女性限定ということばかりか、無料の託児サービスはワーキングマザーにとって非常に魅力的なポイントでしょう。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

関連記事

return top