コワーキングニュース150530

海外コワーキングスペースで仲間を巻き込みサービスを開発

海外コワーキングスペースで仲間を巻き込みサービスを開発

(前略)

――インドの開発チームはどうやって見つけましたか。

 まずデザイナーを探すために、クラウドソーシングサービスの「oDesk」を使いました。そこで見つけたデザイナーにUIとUXのデザインをしてもらっているときに、彼のチームメイトにエンジニアがいることが分かり、あわせてお願いすることにしたんです。

 iOSアプリをローンチするまでのプロジェクトごとに契約をしており、デザインと開発をあわせて5000米ドル未満で依頼しました。始めは時給制で契約していたのですが、開発スピードが遅かったので、途中で契約形態を変更しました。さらに、予定よりも早く開発が完了したらボーナスを与えるというインセンティブを提示したところ、さらに開発スピードが上がりました。

――テックリードはどのようにして見つけたのでしょうか。

 いまオフィスとして、シンガポール国立大学のインキュベーション事業である「NUS Enterprise」などが運営するコワーキングスペース「Plugin@Blk71」を使っているのですが、そこで私の後ろに座っていたほかの女性起業家が紹介してくれたんです。

――それは恵まれた環境ですね。

 はい。いろんな起業家と情報交換ができるのはとてもいいです。たとえば、私の隣にいま座っている起業家は、テクノロジ企業の人材採用をサポートするサービスを運営しているのですが、彼に採用のコツなどを教えてもらったりもしました。

(後略)

アイデアを形にするために、どのようにして仲間を集め、また現地で必要な資金を集めようとしているのか、”現在進行形” の体験談について、インタビュー形式で綴られた記事です。
「エンジニアリングのことはまったく分からない」ながらも、ITサービスを立ち上げたプロセスが詳細に言及されており、大変参考になります。

ちなみに、記事中で度々用いられている「ローンチ」とは、矢の発射や船の進水を意味する英語の「launch」であり、「立ち上げる」と言った意味で使われることが多く、「ロンチ」、「ラーンチ」、「ランチ」と表現されることもあります。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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