施設保有から施設運営へ、賃貸事業成功のカギはシェアハウスにあり?
(前略)
住宅のオペレーションアセットはシェアハウス
住宅のオペレーショナルアセットといえばシェアハウスになるだろう。シェアハウスの管理会社は、入居者の募集に加え、住人同士のトラブルに対応したり、交流促進するためのイベントなどを企画する。
通常の賃貸マンションよりは運営に手間はかかるが、ホテル並みの高度な運営能力までは必要ない。
オフィスのオペレーショナルアセットにはシェアオフィスやサービスオフィス、コワーキングスペースといったものがある。
これらのターゲットは小規模事業者や、創業したてのスタートアップオフィスなどになる。共用空間には会議室や受付、プリンター、給茶機が設置されている。
受付に人を置いて運営サービスを行う場合もあるが、これもやはりホテル運営より難易度はずいぶん低い。
(後略)
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全国の賃貸住宅の空室率が上昇し続けている中、賃貸マンションや賃貸オフィス(物件)で空室率の改善に成功している事例は、シェアハウスやシェアオフィス(サービスオフィス)、コワーキングスペースであり、ソフト戦略(オペレーショナルアセット)が鍵となっている、という話です。
記事中にもありますが、オペレーショナルアセット(オペレーショナル・アセット)とは、その収益性がオペレーター(当該不動産で事業を運営する者)の運営能力次第で大きく変動する不動産のことです。代表的な例はホテルになります。
商業施設もオペレーショナルアセットの性格を有していると言え、オペレーター自身がテナントとなるという点がオペレーショナルアセットの特徴です。
小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。