コワーキングニュース150414

若松の空き店舗を「リノベ」 仕事場併設カフェオープン [福岡県]

若松の空き店舗を「リノベ」 仕事場併設カフェオープン [福岡県]

使用目的に合わせて遊休物件の間取りを変える「リノベーション」の手法で改修したカフェが北九州市若松区中川町に完成し、オープンした。異業種の人たちがオフィス空間をレンタルで共有する「コワーキング」が可能な仕事場やイベントスペースを併設。空き店舗だった場所でのにぎわいの創出を目指している。

敷地面積約100平方メートル。弁当店が2年前まで営業していた場所を改修した。間仕切りを取り除くなどして約40席分の飲食スペースを確保し、2階に仕事場を設けた。

リノベーションは、建物の用途を変えたり、機能を高めたりする手法。小倉北区では空きビルを商業施設に改修し、低賃料で貸し出す取り組みが進んでいる。

電気設備会社に勤めていた飲食店経営者が、リノベーションを担当する会社を設立。改修費用を抑えつつ賃貸可能な物件にしようと、空き店舗所有者や九州工業大の学生らと、各地の事例を参考にしながら勉強会を重ねてきた。内装はすべて壁紙で彩っており、経営者は「最低限の手を加えることで、物件の付加価値を高めることができた」と語る。

11日に開業し、地域住民ら約40人を招いてもちつきで祝った。店舗所有者は「若松も空き店舗が増えて寂しくなった。有効活用して、にぎわいが戻ればうれしい」と話している。

空き店舗の活用、リノベーション、カフェに併設、という“定石”が用いられています。勉強会を重ねられ、やはり各地の成功事例こそが、地域の再生、活性の近道である、という結論に至ったのであろうと思います。
「祝賀もちつき」は素晴らしいイベントですね。きっと地域に、にぎわいをもたらすことでしょう。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

関連記事

return top