スタートアップ支援プログラムで沿線と活性化ねらう東急電鉄、その期待と不安
(前略)
東急電鉄のリソースを使ったテストマーケが可能に
プログラムでは、設立から約5年以内のアーリーステージのスタートアップを対象に、東急電鉄沿線でのビジネス展開に向けた支援をする。今回は「交通」「不動産」「生活サービス」の3領域のBtoCおよびBtoBtoCモデルのサービスやプロダクトを募集する。
応募は7月1日から8月28日までオンラインで行う。その中から30社程度を選抜して9月末から10月にかけて面談を実施し、10社程度まで候補を絞る。その約10社に対して東急電鉄社員らとのディスカッションなどを行う3週間のブラッシュアップ期間を設け、11月11日に最終審査会を実施。ここで最優秀賞、優秀賞の2社を決める予定だ。なお最優秀賞には109万円(「とうきゅう」とかけている)、優秀賞には42万8000円(同じく「しぶや」とかけている)の賞金が与えられる。
最優秀賞、優秀賞に選ばれた2社は、東急のリソースを使ってサービスやプロダクトのテストマーケティングを2015年12月から2016年3月まで実施できる。具体的には東急の車両内の中吊りや駅貼りのプロモーション協力、駅や商業施設の貸し出し、法人紹介による営業協力といった内容だ。テストマーケティングの結果をもとに、今後の継続的な連携を検討する。なお審査で重視するのは新規性や独創性、東急との親和性、収益性など。
(後略)
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一次審査(Webエントリー)の締め切りは1ヶ月後です。
記事中に気になるワードがいくつかありました。
「NDA」は、秘密保持契約(Non-disclosure agreement)の略称です。
「コングロマリット(企業)」は、複合企業を指す言葉です。こちらについては別途また改めて取り上げたいと思います。
小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。