小田原ニュース150524

神奈川「小田原市いこいの森」 木材の地産地消を体感できる安らぎスポット

神奈川「小田原市いこいの森」 木材の地産地消を体感できる安らぎスポット

玩具にかまぼこ板、箱根寄木細工や家屋の床材…。幅広い用途において、木材の地産地消を進めている神奈川県小田原市。その取り組みは市内でも容易に見られ、森林・木材のもたらす安らぎを体感できるスポットがある。

■森を楽しむ

美しい海と山に囲まれた小田原市。面積の約4割は森で、豊かな森林資源に恵まれてきた。だが、輸入された合板材に押され、林業は“右肩下がり”。森林の手入れが行き届かないまま、間伐材は放置されてきたが、平成23年に地元産材を使って文化を再生する市の「林業復活プロジェクト」がスタートし、徐々に理解が広がってきた。

こうした取り組みを体感できるのが、「小田原市いこいの森」。森林を木材の生産ばかりでなく、人々の休息の場所として活用できるよう工夫された施設だ。

(後略)

これから秋までは、キャンプ場のメッカとなります。調理器具の貸し出しや定番カレーセットの提供(有償)もあり、こちらのサービスはデイキャンプ(日帰り)でも利用可能です。

記事中にもありますが、「小田原市いこいの森」に立ち並ぶ5棟のバンガロー(よせぎの家)は、10を超える関係団体(構成員)が力を合わせた「よせぎの家プロジェクト」によって、小田原産の杉材などを用いて造られました。つまり、産官学によるコワーキングの賜物と言えるでしょう。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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