小田原ニュース150301

丹沢清流 意匠に込め 「おいしい秦野の水」ラベルを一新

丹沢清流 意匠に込め 「おいしい秦野の水」ラベルを一新

丹沢の雫(しずく)を販売拡大の奔流へ-。秦野市は、水道局が製造・卸販売しているペットボトル「おいしい秦野の水・丹沢の雫」(500ミリリットル)のラベルデザインを一新した。市制施行60周年と給水開始125周年に当たる今年、新ラベルで商品の浸透を図る。

丹沢山地などに囲まれた秦野盆地湧水群は、国の名水百選に選ばれた水源として知られる。市の水道水も75%を地下水でまかなう。商品PRも兼ね二〇〇八年の販売開始以来初めて、ラベルデザインを公募した。

四百五十二点の応募作から選出されたのは、平塚市の東海大三年、篠崎鮎美さん(21)の作品。秦野や丹沢を連想させ、水の清廉さや透明感を青や緑の雫で表した図柄を評価した。大学でグラフィックを学ぶ篠崎さんは「秦野の水の清涼感と温かみのあるデザインを一カ月かけて制作した。応募は初めてだったのでうれしい。売れてほしい」と話す。

市内の小中学生が対象の特別賞には渋沢小四年、原田夏樹君(10)の作品が選ばれた。

この商品は、秦野盆地の地下水を塩素で殺菌した後、塩素を取り除いてボトル詰めする。市水道局の西沢冠さん(36)は「硬度八十九度のまろやかな軟水だが、ミネラル分も適度に含む。素材の味を邪魔しないおいしさなので、料理にぴったり」と購買に水を向ける。

(後略)

参考:秦野市役所公式ホームページ/ボトルドウォーター「おいしい秦野の水~丹沢の雫~」

こちらの秦野(秦野市)と同様に、神奈川県西部における足柄平野と呼ばれる一帯もまた、丹沢山地の恩恵を受けた、肥沃で水が豊富な地域です。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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