コワーキングニュース151102

今やシャドーITは怖がらないで歓迎すべき時期にきている

今やシャドーITは怖がらないで歓迎すべき時期にきている

(前略)

シャドーITはイノベーションを推進するか?

世界の200名のCIOにアンケート調査をしたBrocadeの報告書によると、回答者の83%が、部課等によるクラウドサービスの勝手な利用を経験している。それどころか最近まで、企業の役員やIT部門は、シャドーITをセキュリティやコントロールを脅かす危険な兆候とみなしていた。しかし、シャドーITを悪者視せずに、むしろ、イノベーションを促進し費用を低減するための貴重なツール、と考えたらどうだろうか? 企業が社員を‘市民デベロッパ’とみなし、プロダクトやプロセスが完成するまでの過程で革新的なアイデアを自由に持ち込んでよい、と彼らを奨励したらどうだろう?

ITのスペシャリストでない社員が社内でイノベーションを主導する機会は、現状では、従来的なアプリケーション開発や製品開発の方式に、邪魔されてぽしゃることが多い。しかしシャドーITの勃興は、ある面では、人不足力不足のITにまかせていたのではいつまで経ってもらちが明かないプロジェクトを、自分たちで前へ進めたい、という社員の欲求を反映している。

そうすることによって、一般社員が‘市民デベロッパ’(citizen developers)になる。それは、組織内のITスペシャリストでない人たちが、自らの力を発揮して、ITが無関与のまま、自分たちのビジネスニーズを満たすソリューションを即席で構築展開することを指す。それがうまくいき、他の部課が見倣うようになると、このイノベーションが全社化する。

(後略)

「シャドーIT」のリスクやデメリットにばかりとらわれず、社員の欲求(の発露)や業務拡大(・改善)の好機、としてとらえて活用するべきであると説かれています。

「シャドーIT」については、また別途まとめて取り上げます。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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