コワーキングニュース150225

「空飛ぶ車を作る」。未来の夢じゃなくて、現実のお話

「空飛ぶ車を作る」。未来の夢じゃなくて、現実のお話

三木氏 明けましておめでとうございます。御茶ノ水のコワーキングスペースからお送りします。ゲストはCartivator代表の中村翼さんです。Cartivatorは空飛ぶ車「SkyDrive」を開発する、若手エンジニア団体です。本日はSkyDriveプロジェクトについてお話を伺いますが、現在、クラウドファンディングでプロジェクト支援を募集中です。皆様ぜひ、ご支援をお願いできればと思います。それでは中村さん、自己紹介をお願いします。

中村氏 自動車会社で設計を担当していまして、業務外の有志活動でCartivatorを立ち上げました。この活動を始めた理由は、生涯を通じてやりたいことがあるからです。私は子どものころフェラーリに憧れて、小学生の時から「カッコよくて速く走れるモノを作りたい!」という思いを持っていました。

三木氏 小学生の時からですか。それで、そのための勉強をしようと。

中村氏 自動車エンジニアになりたくて、理工系に進みました。自動車会社に就職してその夢はかなったんですけれども、スーパーカーのような夢のある車を作ることは、会社の中ではすぐに実現できません。2年前、ある方から「思いがあるなら、実際にアクションを起こしてみたら? 社会人向けのビジネスコンテストがあるよ」と教えていただいて。友人2人と出場したところ、20チームの中から優勝することができました。

三木氏 どのようなものを提案したのですか?

中村氏 オーダーメイドの車の製造・販売プランを提案しました。小さい電気自動車のカテゴリは、他に比べて法的な自由度があるところなんですね。1人、2人乗りの電気自動車を使って、外板部分を変えられるようなモデルを考えました。「せっかく優勝したのだからプランを形にしていこう」と、会社に提案しながら平行して、自分たちでアイデアを練り直してきました。3人だったメンバーも今では10人に増え、コアメンバー以外を含めると40人くらいいます。

三木氏 エンジニア系だけでなく、ビジネス系の人もいますね。

中村氏 私がどちらもやりたいタイプなので。大学の時、学生フォーミュラという学生がレーシングカーを製作して競い合うコンペティションに参加し、チームリーダーを務めていました。メンバーを増やすためホームページを製作してPRしたり、スポンサーまわりをしてメーカーから部品を提供していただいたり、あらゆることをしました。

三木氏 その時のマネジメント経験が生きているのですね。

(後略)

御茶ノ水にあるコワーキングスペースで行われたインタビュー記事です。2020年東京五輪に向けて様々なプロジェクトが各地で取り組まれています。開催が近づくにつれて大いに盛り上がっていくことと思います。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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