床に埋め込むセンサーからジェスチャーコントロールまで
お手軽価格で家電をコントロールできる時代がやってきた
12月10日(日本時間は11日朝)、シアトルのマイクロソフトベンチャーズが支援する、ホームオートメーションに特化したスタートアップ10社がプレゼンを行なった。その模様を秋葉原で視聴するイベントに参加したのでレポートする。
スタートアップが考えたホームオートメーションの姿
世界中の起業家を支援をするマイクロソフトベンチャーズのスタートアッププログラムは、組織に所属する「メンター」と呼ばれる指導者が数カ月ごとに交代しながら、スタートアップに助言し、育成していく仕組みだ。スタートアップとメンターのマッチングは双方の希望で行なっている。同組織のスタートアップ支援の取り組みは、日本国内でも展開されている。
この日のテーマとなった「ホームオートメーション」とは、既存の個人宅の電気製品などをコンピュータを用いて、一括して制御、操作できるように置き換えていく動きを指す。外出先からスマホを使って家電の電源のオンオフをしたり、エアコンの温度設定、電気錠の開閉などが可能になっていく。電源の無駄遣いを防ぐことによって、エコや節約にもつながる。
この日、登壇した10社のプレゼンでは、アメリカでのホームオートメーションのスタートアップの傾向を抑えておきたい。床に埋め込むセンサーから、湯沸し器のIoT化、証明コントロール、家電デバイスのジェスチャーコントロールまで登場した。
(後略)
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こちらの視聴イベントは昨年オープンした秋葉原のコワーキングスペースで行われました。
マイクロソフトベンチャーズ(Microsoft Ventures)は、マイクロソフトがグローバルで展開しているスタートアップ支援のチームであり、シアトル、バンガロール、北京、ベルリン、ロンドン、パリ、テルアビブで「アクセラレーター プログラム」を運営し、モスクワ、サンパウロにも拠点があります。各「アクセラレーター プログラム」では業界の先端企業やパートナーとの協業を通じて、世界市場でのスタートアップのローンチを目指している、とのことです。
日本では昨年2月から「Microsoft Ventures Tokyo」として、プロジェクトを始動させました。日本、そして、グローバルのネットワークとパートナーシップを通じて、日本のスタートアップを支援する、とのことです。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。