ロンドンの二階建てバスがオフィスのインキュベータIncuBus、まだオフィスのないチームの協働スペースも提供
IncuBusLDNはその名のとおりインキュベータで、車輪のついた協働スペースでもある。その車輪の上にあるのは、お分かりのように、ロンドンの有名な二階建て赤バスをリフォームしたものだ。駐車している‘Tech City’は、イーストロンドンのスタートアップ集積地区だ。
このバスには‘告白ブース’があり、二人の人間が会議や商談をしたり、あるいはビデオカンファレンス用にも使える。二階は協働スペース、高速なブロードバンドを使える。
ファウンダのRishi Chowdhuryは、対象年齢を18-25歳に制限し、イギリス全体やロンドンで深刻になっている若者の失業という問題を、雇用ではなく彼ら自身による起業で解決しようとしている。
そのための育成事業は、短期3か月と長期6か月の二種類を用意している。
3か月の育成事業はバスの上での教育訓練のみで、実際の企業内での見習い期間がない。6か月の育成事業は、3か月のバス上のプログラムに続き、地元のスタートアップで3か月の見習い修行を行う。
一方IncuBusのモバイル開発のための協働スペースは、一日1ポンド45ペンス、または一週間5ポンドの料金で利用できる。これは、ものすごく安い。
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非常にユニークでキャッチーだと思いました。ロンドンでバス(ロンドンバス)といえば、2階建ての赤い車体が思い浮かびますが、そのままそのものです。
協働スペースの料金は、1日250円・1週間1000円、といったイメージでしょうか。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。