コワーキングニュース141208

【赤ちゃんにやさしい国へ】保育園一揆のジャンヌ・ダルクが砦を持った

【赤ちゃんにやさしい国へ】保育園一揆のジャンヌ・ダルクが砦を持った

「保育園一揆」という、いかついネーミングの一件をご存知だろうか。これ、言葉だけから想像すると、保育園児達が鍬や斧を手にわーっと何かに向かって反乱を起こす絵になってしまう。保育園児がいったい何に反乱を起こすと言うのか。もちろんそんなわけはない。保育園児ではなく子どもを預かってくれる保育園が見つからない母親たちが、鍬や斧は持たないまでも役所に申し立てをしたのだ。

(後略)

フリーランスのワーキングマザー向けにコワーキングスペースを設立された方へのインタビュー記事です。

「コワーキングは同じ場所で仕事をするスペースなわけですが、場所を貸すだけでなくスキルを持つ人材が集まって、私が営業してとってきた仕事をみんなでこなすようにできればいいなと考えています。」

「フリーランスだと保育園に子どもを入れにくいんです。自宅で子どもを自分で見ながら仕事をしていると「同伴出勤」とみなされポイント(自治体では保育園の必要度を条件によりポイントをつけて審査する)が下がっちゃうケースが多いんです。だから睡眠時間を削って、無理やり働きながら子どもの面倒も見ることになっちゃいます。そうとうしんどいです。結局、あきらめて専業主婦になる人も出てくる。」

「ここで子どもを見ることができるから仕事しなよ。と呼びかけたいんです。ちゃんと保育士はいます。でも保育園のように預かるための施設としては整ってないので、ベビーシッターがいると思ってもらえれば。自分から見えるところで子どもの面倒を見てもらって、安心して仕事に集中できる場所なんです。」

これらは、ワーキングマザーとして闘ってこられた方ならではのご発言として非常に興味深いです。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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