小田原ニュース150531

春の風物詩「アユの稚魚放流」“元気に育て!” 願い込め… /小田原市・早川河川漁業協同組合

春の風物詩「アユの稚魚放流」“元気に育て!” 願い込め… /小田原市・早川河川漁業協同組合

小田原市の早川河川漁業協同組合(細川孝代表理事組合長)は3日午前11時から、同市風祭の風祭橋下流左岸でアユの稚魚を放流した。昭和25年から実施している。アユ漁の解禁は6月1日~10月14日、12月1日~12月31日まで。年間約6000人の釣り人がアユ釣りを楽しんでいる。

放流には同組合員、小田原市水産海浜課の職員など17人が参加。相模原市の県内水面種苗生産施設で生れ・育った体長5~6cm、重さ約3gの稚魚約5万7000匹(約170kg)を放流した。午前10時30分現在の水温は12.8度だった。

初めに5,6人の組合員がバケツに入れた稚魚を流れの緩やかな所へ放流した後、車に積んだ水槽から川までの10数メートルをホースや筒状にしたビニールとブルーシートを繋いで稚魚を川へと放した。

同組合では、6日に早川橋などで約8万9000匹、4月下旬に早川橋・太閤橋などで6万匹、6月に約3万匹など早川・板橋・入生田・湯本地区など場所を変えて合計23万6000匹を放流する予定。

同組合では「天然アユの遡上も良く、石につく苔の状態も良い。昨年より大き目の稚魚を放流する予定にしており、今年も期待できる」と話している。

明日(6月1日)からのアユ釣り解禁を前に、稚魚が放流された際の記事です。
早川河川漁協では、アユの稚魚の放流を昭和25年から実施しているそうです。
また、今年はアユを捕食するカワウが例年より多く観測され、組合ではロケット花火を定期的に射つなど対策を打っているとのことです。

小田原・南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原、小田原市を中心とする神奈川県西部地域の潜在能力(歴史・文化といった地域性)は計り知れません。
その豊かな地域性がより生かされる場として、コワーキング小田原プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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