アニメライターの仕事術-第9回 だらだらを「見切る」、効率の良い休み方
■見切る重要性
連載の前回では、頭が疲れた時にリフレッシュする方法として、身体を動かす、別の作業をサンドイッチするということを書きました。
これまで、タスクをいかに効率よくこなすかを書いてきた本連載ですが、今回は「うまく進まなくなったとき」のことを書きたいと思います。
どんなに作業の入れ方を工夫しても頭が働かなくてもうどうにも進まない、という時があります。
ただPCの前でぼーっとしてしまっていたり、スマホをずっと見てしまっていたり。
頭がまったく働かない、海が凪いだような状態になってしまう。
そうなったら、いったん「今はこの作業を終了」と《見切り》をつけることが必要です。
頭がぼーっとしているときに、「あ、今の私は作業が進んでいないんだ。時間をムダにつかっているな」と気づくのは結構難しい。私も最初は、見切りポイントに全然気がつかなかったです。
これはもう訓練でした。ダイエット本などを読むと、自分の満腹中枢を意識する「おなかいっぱいサインを見逃さないように」とありますが、それに似ている気がします。
私の場合は、キーボードを打つ手が止まって、ぼーっとしていることが2回続いたら、そこが見切り時ということにしました。
(後略)
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アニメライターとは、アニメを専門とするライターのことですが、こちらの記事は、デスクワーカーや何か集中して作業する方など、多くの方々にとって参考となるはずです。
記事の終盤で、著者がコワーキング(コワーキングスペース)で働く際に(効率よく仕事をするため)決めていることが言及されています。
小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。