ゲーム翻訳イベント「LocJAM」が開催決定、プロ・アマ問わずに参加できるインターネット上のイベント
国際ゲーム開発者協会(IGDA)は、インターネット上で行うゲーム翻訳イベント「LocJAM」の開催を発表しました。
2月22日から3月1日まで開催される予定で、参加者はオープンソースで作成された英語版のフリーゲームを1週間で自国語に翻訳していきます。対象言語はフランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・欧州スペイン語・ロシア語・ブラジル向けポルトガル語・南米向けスペイン語の8カ国語で、それぞれプロ部門とアマチュア部門があるとのこと。
ゲーム翻訳者は、原文のテイストを損なわないように、限られたスペースでの翻訳が求められます。翻訳する題材は直前まで伏せられていますが、前回は『Papers,please』の作者ルーカス・ポープが開発した『The Republia Times』が選ばれました。
応募作品は各国のゲーム翻訳ベンダーによって評価され、5月に優秀作品を発表。副賞にはゲーム翻訳ベンダーの会社を見学できる権利が与えられます。
また、2月15日から東京都内でLocalization SIG主催の特別ワークショップが開催されます。「ゲーム翻訳に挑戦してみたいけど、やり方がよくわからない」、「ゲーム翻訳の世界を知りたい」人に向けたイベントなので、ゲーム翻訳に興味のある方は気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
–
昨年実施され、好評を博したゲーム翻訳者向けの国際競技会が本年も開催されました。
特別ワークショップは高円寺のコワーキングスペースにて開催され、講師はスクウェアエニックス、ブリザード、レベルファイブでローカライズ業務に携わってきたベテラン、Richard Mark Honeywood氏であったそうです。『ファイナルファンタジー』、『ドラゴンクエスト』、『二ノ国』といった人気JRPGを手がけた経歴があり、現在はフリーランスの翻訳者として活動している方だそうです。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。