コワーキングニュース150120

オフィスの「ちょっと一瞬いい?」は一瞬ではなく平均23分の集中力を奪っている――生産性アップのための「遮音の問題」を考える

オフィスの「ちょっと一瞬いい?」は一瞬ではなく平均23分の集中力を奪っている――生産性アップのための「遮音の問題」を考える

集中したいときはカフェに行く?

新しい働き方が模索されるなか、「どこで仕事をするのか」が1つの課題となっている。

モバイルデバイスの普及と高速ネットワークの浸透、クラウドコンピューティングの発展が後押しし、「いつでも、どこでも」仕事をする環境が整ってきた。実際、スマホを使って従来では到底不可能だった業務データの取得や分析、リアルタイムのコミュニケーションが可能になっている。

しかし、「ナレッジワーカー」の仕事として、「考える」ことが必要な仕事の場合、実は働ける場所は限られている。

たとえば街中のカフェで、考える仕事ができるだろうか。簡単なメールの返事などはもちろん可能だし、ノートPCを持ち出して「集中したいときはカフェに行く」というオフィスワーカーの声も聞く。だが、カフェは資料を広げて見比べたりする作業には適さないし、もとより社外秘の書類を公共の場で見るわけにもいかない。

一方、都市部を中心に「コワーキングスペース」「シェアオフィス」のようなレンタルスペースも利用が広がっている。フリーランスの事務所代わりとしての使い勝手はいいが、まだ数が少ないので会社勤めの人が気軽に利用できるほどは普及していない。また、仮にこうしたサービスを利用したとしても、まったく会社に出勤しないということはあり得ない。

やはり自分が勤めている「オフィス」での集中力を高める工夫は大事なのだ。

だが、オフィス内で集中力を上げて作業しようとしても、それを妨害する問題がある。「音」だ。

(後略)

働き方と遮音の問題を取り上げる記事中にコワーキングスペースへの言及がありました。
コワーキングの概念やコワーキングスペースが普及し、会社勤めの人(オフィスワーカー)も気軽に利用できるようになると、遮音の問題に限らず、多様な働き方に対応できるばかりか、社会の発展に貢献できると考えられます。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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