コワーキングニュース141216

神田エリアで「動く街づくり」を目指す「THINK! TOKYO LOCAL」プロジェクト

神田エリアで「動く街づくり」を目指す「THINK! TOKYO LOCAL」プロジェクト

新旧の価値観が交錯する場所=東京ならではの「LOCAL」

10月20日、神田・神保町にあるコワーキングスペースが、これからの街を考えるプロジェクト「THINK! TOKYO LOCAL」を発表した。

古くからの町並みが残っていると同時に、最近ではオフィスビルなども建つようになった、文化と歴史が根づく神田。そんな新旧の価値観が交錯する場所を東京ならではの「LOCAL」、「TOKYO LOCAL」と捉え、変わらないものを守りながら、変わりつづけるこの街で、街を行き交い、暮らし、働く人々といっしょにこれからの「街」を考えるというものだ。

TOKYO LOCALエリアで働く人と街のことを考える「TOKYO LOCAL Thinking」と、街への想いやアイデアを街の人と実践する「TOKYO LOCAL Action」という2つの活動を通じて、新しい街づくりの今を発信する。コワーキングスペース運営ディレクターに話を聞いた。

2013年4月にオープンし、コワーキングスペース兼イベントスペースとして、会員や街、企業などとのコラボレーションを生みながら、街の人との関係性を積み重ね、さまざまな人の交流の場をつくってきた。運営しているなかで、内外におけるコミュニケーションやコラボレーションが増え、もっと街に還元できないかと考えるようになったという。

「街の人からスキルをもった人を求める問い合わせが増え、人と情報が回遊するようになってきました。同時に、複数の大手ディベロッパー(開発業者)が神田エリアに場所をもっていたり、これから建設することを知り、一緒にこのエリアを盛りあげていくことができるんじゃないかなと考えました」

自社ビルとしての機能だけでなく、お互いが協力・連携し合うことで、企業を巻き込みながら街を盛り上げることができるのではないかと考えた。「企業としても街を盛り上げ、根を張っていきたいという思いがあり、プロジェクトというかたちではじめることになりました」。このような流れを受け、7月末から始動した。

(後略)

当該プロジェクトのエリアは、北は御茶ノ水、南は竹橋、東は神田駅、西は神保町といった範囲となっており、このエリア内には、オフィスビルや大学など、様々な施設が混在しています。
進捗には、4つのステップを想定しており、ステップ4の到達まで3-4年の期間をかけて、地道に進めていくとのことです。

自身の街を良くしたい、という想いで多くの方が繋がることは可能だと思います。そこからさらに、コワーキングの強みが発揮されることを期待しています。

小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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