コワーキングニュース151029

スタートアップの祭典DLDで訪れた起業大国イスラエル

スタートアップの祭典DLDで訪れた起業大国イスラエル

(前略)

スタートアップの祭典「DLD Tel Aviv」

DLD Tel Aviv の期間中は、テルアビブ市内のいたる所で、ミートアップや著名経営者によるカンファレンス、パネルディスカッションなどが行われている。テキサスで毎年3 月に開催されるSXSWに似ていると言えるだろうか。テルアビブの中心街にあるロスチャイルド通り(Rothschild Blvd)では、屋外であるにも関わらず、スタートアップの出展ブースが数百社ほど立ち並ぶ。雨があまり降らないイスラエルならではの取組みだ。

そのロスチャイルド通りでは、IoT、ロボティクス、人工知能、VR、生体認証、画像認識などの事例を紹介するブースが多く見られた。また、イスラエルは、ドローンの分野では世界最先端の国であり、それらのプロダクトもいくつか出展されていた。

一方、カンファレンス会場では、Fintech、セキュリティ、アドテク、ビッグデータなどをテーマとしたものが多かった。これらは、いずれもイスラエルが強いと言われる分野である。

Open Startup

DLD期間中、テルアビブ中心部に位置するスタートアップのオフィスへは、自由に出入りできるようになる。イベントとあわせて実施される「Open Startup」という企画だ。弊社の Samurai House も2日間 Open Startup をしていたが、予想以上に多くの参加者が訪れ、23時以降になっても見学に来る人が途絶えなかった。

テルアビブ市内を歩く家族やカップルなど、一般市民までもがスタートアップの技術に興味を持ち、スタートアップと触れ合っていた。これがスタートアップ大国であるイスラエルの強さなのかもしれない。国民全体がテクノロジーに対して感心を示しているように感じた。

(後略)

「STARTUP NATION」と呼ばれているイスラエルで、先月初旬に開催された大規模なスタートアップの祭典についてのレポートです。こちらでも幾度と無く取り上げてきました“起業大国”の今について、よくわかる記事であると思います。

小田原で取り組むコワーキング事業=コダワラ(コワーキング小田原・コワーキングスペースオダワラ)も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。

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