● 「両立管理職」が最強
「ワーキングマザー」の位置づけは、時代とともに揺れ動いてきた。女性の活躍が「日本経済再生のカギ」とまで持ち上げられ、今や「両立しながら管理職」が最強。これが目に見えないプレッシャーとなって、自分のペースで働こうとする人たちを苦しめている。
● イライラが伝染する
夫は協力的で「完璧を目指さなくていいよ」と言うが、急いで作った夕食を子どもが食べなかったりするとイライラが爆発。夫自身も精いっぱいなだけに、互いのイライラが伝染する。2人ともこんなに頑張ってるのに、なぜ?
● 寝息を聞いたら仕事
結局、「両立」は個人に忍耐を強いるのか。子どもの寝息を確認するとすぐに仕事を再開。気づくと朝4時だ。2人目を産んで復帰する道を思い描くことはできなかった。
● 理不尽な両立はノー
腰かけで寿退社が一般的だった母親世代の専業主婦と違い、いまは多彩なキャリアや資格を持つ人が多い。地域にこんな才能を眠らせておくなんてもったいない。
企業や行政に働きかけ、庶務やマーケティング、リサーチなどの仕事をつくり出す。作業はチームでシェア。働く場としてコワーキングスペースも作った。社会や企業から押しつけられる理不尽な「両立」は、もういらない。
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ワーキングマザーを中心に仕事と家庭の両立について書かれた記事です。見出し毎に抜粋してまとめました。
「子どものいる暮らしの中で『はたらく』を考える」といった観点から、仕事か子どもか、優先順位をつけるのではなく、両方を大事にするために、雇われるのではなく自分たちで地域に仕事をつくり出していく、という活動をした結果、コワーキングスペースが作られた、のだそうです。
コワーキングスペースが、子育てママにとって大事な職場、最高の仕事環境、として機能しているケースが増えているようです。
小田原で新設するコワーキング事業も、多くの方々と連携して、皆様にとって有用なものでありたいです。